マネージドサービスとフルマネージドサービスの違い
マネージドサービス
本来のサービスに付随する作業を、サービス事業者が請け負ってくれるサービス。
例)
- 本来のサービス:サーバホスティングサービス、付随する作業:サーバ設定、運用監視等
→ 後者のサーバの利用に付随する作業をサービス利用者側で実施しなくてよい。
フルマネージドサービス
マネージドサービスより、請け負ってくれる範囲が広いサービスで、利用者はサービスに付随する技術的な対応や管理をほぼしなくてよいもの。
例)
→ 後者のDBMS利用に付随する作業をサービス利用者側でしなくてよい。当然、DBがホストされているサーバの運用監視はやってくれるので、マネージドサービスよりもやってくれる範囲が広いといえる*1。
厳密な違いはあるのか?
マネージドサービスとフルマネージドサービスは概ね先述した違いを指すが、厳密な定義があるわけではない。したがってクラウドベンダなどのサービス事業者が「マネージドサービス」「フルマネージドサービス」と言っていても実際に利用する際は、どこまでを利用者が実施する必要があり、どこまでをサービス事業者がやってくれるかを具体的に確認するのが望ましい。自分が想像する「フルマネージドサービス」より、提供されている範囲が狭いかもしれない。