ファイルシステム
定義
ファイルとは
関連するデータを1つにまとめ、名前をつけて保存したもの。
記憶媒体にデータを保存、読み込み、移動、削除などする際に、ファイルを一つのまとまりとして取り扱う。OSの一部であるファイルシステムによって管理される。
ファイルシステムとは
ストレージ上のデータを、ファイルという単位でまとめ、名前をつけて管理する機能*1。
ファイルシステムはOSの機能として提供される。
ファイルシステムがあることによって、コンピュータを利用する人間やコンピュータ上で動作するアプリケーションがファイルパス(=ファイルの場所とファイル名の組み合わせ)*2という扱いやすい文字列でストレージ上のデータにアクセス(読み書き)できる。ファイルシステムがないと、人間やアプリケーションはデータが実際に記録されているストレージ上の位置を指定してデータにアクセスしなくてはならない。ストレージ上の位置は意味も文脈もないただの番地であり扱いにくい。ファイルパスは、意味のある(意味づけできる)ため扱いやすい。
参考にしたもの
ストレージはバイト列を格納できる大きな塊に見える。大きなバイナリファイルと思うこともできる。OSに搭載されたファイルシステムはストレージのバイト列を切り出し,「ファイル」という単位で小さなバイト列に名前を付ける機能だと言える。
— uchan (@uchan_nos) 2020年5月4日